アダルト用語百科:【腹上死】
解説「腹上死」
【腹上死(ふくじょうし)】とは、性交中に突然死することを指して言う言葉である。
ただし腹上死というとやや俗な意味が強く、医学的には「性交死」と表現される。
腹上死の元の意味は男性が性交中に女性の腹の上、すなわち正常位の体勢で死に至る事を形容して使われた言葉でその原型とみなされるものには「洗冤集録」中に意訳すると「男子が過度に励んだ結果として婦女の上で消耗し死ぬこと」という趣旨の記述が見出せる。
他の体位、死者が女性でも用いることがあり「性交死」と同じように用いられる。
なお実際に性交中に死亡することは珍しく、むしろ行為を終えた直後から数時間内に死亡することが多い。また、自慰行為によって同様の死に方をする者が腹上死による死亡者の1割近くを占めるといわれる。
春先に多く約7割が結婚相手か愛人など交際相手となっており、また長期出張から帰ったばかりなど過労気味のところで無理に及んだ結果として亡くなる傾向も見られる。また30%が行為前に飲酒しており、特に心臓病などの持病や成人病などの慢性病を持ったものが極端な年齢差のある若い相手と行為に及ぶなど普段よりも極端に性的興奮が増している場合に無理がたたって致命的な事態に陥る傾向が見出せる。