アダルト用語百科:【裏ビデオ】
解説「裏ビデオ」
【裏ビデオ(うらびでお)】とは、無修正でモザイクなしの非合法ビデオ。地下ビデオともいう。多くの場合は性器が鮮明に撮されている。
入手方法は、繁華街にあるポルノショップやエロ雑誌に載っている広告の通信販売。さらには、ポスティングチラシによる宅配である。ただし、これを騙っての詐欺も非常に多い。
流出モノと撮りおろしモノがあり、90年に入り、バブルが崩壊。ビデオメーカーの倒産や資金繰りが苦しくなるにつれ、裏専門で作られた作品は少なく、アダルトビデオからの流出モノが大半を占めている。
なお、裏本も含め購入すること自体は犯罪にはならない。流出モノの場合は題名を変更したり寄せ集めで制作したりしているので、流出前の版を元ネタと呼ぶ。
ちなみに裏ビデオの評価とはまず画質であるが、いまはDVD落としやインターネットの普及により、向上し問題なくなった。
発祥は自販機本やビニ本を受け継ぐ形で、1980年の「虹の星の詩」であるが、2年後の「IN SHOOT恐怖の人間狩」と「青い体験」がアダルト専門書店で人気を得て「洗濯屋ケンちゃん」につながる。
1982年は電化製品として、ビデオデッキの普及拡大期でもあり、この「洗濯屋ケンちゃん」は電化文明に対して大いに貢献した。